断頭台の迷宮のプレイ日記その8。
当ブログの感想記事はネタバレだらけです。
特に未読の方は記事をお読みの際はご注意ください。
断頭台の迷宮 ゲームブック kindle版(FT書房様)
著:清水龍之介先生
イラスト:ケロリ先生
編集:杉本=ヨハネ様
それでは早速2人目、プレイヤー2のキャラメイクを行います。
それぞれダイスロールしますね。
コロコロ……
原点技量:1D6+6=[5]+6=11
原点体力:2D6+12=[5+1]+12=18
原点運勢:1D6+6=[3]+6=9
運勢、体力は1人目とほぼ変わらず。
技量はかなり良い目が出ましたので、戦闘方面はかなり優位に進められそうです。
それでは冒険を進めていきます。
ぐぅぐぅ……すやすや。
寝返りをうつと崖から真っ逆さまなので目を覚まします。
相変わらず記憶を失っていますが、『わたし』は『1人目』の時に得たことを覚えています。
そこで背負い袋の中に残されているアイテムは、
ナイフ、魔法のスクロール、正体不明の丸薬
を選びます。
1人目の時は南の登り階段を登っていきましたが、今回は北の向こう側を目指します。
北の崖に辿り着くと、魔法のスクロールを持っているのか問われました。
もしも持っていない場合はそのままI can fly!! ……即死です。
今回は正体不明の丸薬と魔法のスクロールにアタリをつけましたが、見事大正解だったようです。
崖を飛び越えようとすると急に突風が起こり、身体が宙に浮きました。
そのままふわふわーと北の扉の前まで運ばれてしまいました。
よく見ると魔法のスクロールの文字が金色に輝いていました。
原理は不明ですが、魔法のスクロールの効力が手助けしてくれたようです。
北の扉を開くと、そこは小難しい本も多数置かれた宝物庫のようです。
宝物庫の中には、不思議な剣と羽衣のようなマントが置かれていました。
不思議な剣はエルブンソード。
戦闘時、ダイスの目にプラス2の修正を加えることができます。
これは技量限定とは書かれていませんので、何か特殊な戦闘でダイス目を参照する際にも利用できそうです。
(運試しはダイス目が低ければ低いほうが良いので使う機会は無いです)
羽衣のようなマントはエルブンマント。
戦闘時、与える通常ダメージが2ポイントから3ポイントに上がります。
エルブンソード、エルブンマントを入手
このふたつのアイテムを入手したことで、戦闘方面は格段と有利になりました。
宝物庫を後にし、またまた軽々とジャンプして崖を越えようとしました。
ここでもしも大きな丸い石を持っていれば特定のパラグラフにジャンプするってことで、恐らく墜落死するのが目に見えて予想できます。
これでスタート地点の南、長い登り階段の場所まで辿り着けました。
ココで思ったのですが、エルブンソードとエルブンマントは非常に強力なアイテムです。
しかしそれはあくまで戦闘方面の話。
イベントや謎解きに必要そうなアイテムには見えません。
しかし恐らく『1人目』のプレイの時にギャリーが言っていた、地下深くの研究所とは恐らくあの宝物庫のことなのだと思われます。
とするとエルブンソード、エルブンマントがキーアイテムになるか、もしくは他に宝物庫に行くルートがある……んでしょうかね。
気を取り直して……。
しばらくは前回の記事で書いたとおりなのである程度ダイジェストにします。
・長い階段は赤い一段を踏まないで跨いで先に進みます
・ナイフは持っていますので石の扉を通過できます
・戦士の霊の部屋はそのまま素通りします
明るい通路を歩いていると、『1人目』の時と同じく子供くらいの人影が、「ギィッ」と奇妙な声をあげてカンテラの中央回廊に逃げて行きました。
『1人目』の時はこのままウルフドッグの部屋に進んでいきました。
今回はウルフドッグの部屋は後回しにするので、このまま東に折れてカンテラの中央回廊に進んでいきます。
しかし人影を見失ってしまいました。
このまま女神のいる泉に行ったのか、あるいは階段を登っていったのは間違いないです。
しかし移動先のパラグラフが『1人目』の時に何度も通ったカンテラの中央回廊のベースパラグラフなので特に何か目新しい変化が発生するとは思えません。
仕方が無いのでこのまま2階に進んでいきます。
真っ暗闇な階段を登ると『1人目』の時と同じく運試しが発生します。
現在の運勢は原点運勢と同じ9。
振るまでも無く幸運判定です。そして3ポイントのダメージを受けます。
(このゲームブックはクリティカル判定もファンブル判定も無いので、1or6が出てボーナスorデメリットが発生するってことは無いです)
運勢:9→8
体力:18→15
真っ暗闇な階段を登り終え、丁字路に差し掛かるとギロチンハンズから追いかけられます。
北東の棺の部屋に行くとデッドエンドなので南東の拷問部屋に移動します。
(中略)
ギャリーと今生の別れをし、拷問部屋を後にします。ギロチンの鍵のネックレスを入手。
原点運勢:9→10
運勢:8→9
ギロチンの鍵のネックレスを入手
さて、今度は北東の棺の部屋に移動し、アリオットを助け、
『魔法使いの幻覚を疑う場面なら10引いたパラグラフを調べることができる』
の情報を得ます。
次は『1人目』のプレイ時、再度探索をしなかった拷問部屋に行きます。
拷問部屋は様々な拷問が置かれています。
また、床は大理石らしく手の跡が点々と続いています。
プレイヤー2は嫌な予感を覚えつつ、拷問部屋の探索を始めました。
すると運試し判定を行うように命令がありました。
ここで不運判定の[9]って、中央でダイスロールを行い、1が出た時に行う運試し判定で不運判定だった時と同じパラグラフなんですよね。
つまり[9]はデッドエンドでほぼ確定。
嫌な予感~って、ギロチンハンズが現れて首を刎ねるって展開なんでしょうね。
現在の運勢は9なので自動的に幸運判定になります。
運勢:9→8
拷問部屋を調べると木でできた杭を見つけました。
これは円形の広場で銀のナイフを入手しましたが、この場で入手できた木の杭と同じですね。
つまり木の杭は2本入手可能だと判明しました。
木の杭を入手
さらに調べるか問われたので、無論さらに調べることにします。
すると再度運試しをするように命令されました。
運勢がガンガン落ちていきますが仕方ないです。運勢が5以下になるまでは自動成功です。
運勢:8→7
すると恐らくギャリーのことだと思いますが、磔台の上に釘でひっかいたような文章を発見しました。
>『銀の武器もあった、杭も用意した。それでも奴は復活した。――さえ見つかれば、奴を消し去ることができたのに』
恐らくアリオットと戦闘するのは避けられないのでしょう。
銀のナイフと木の杭だけではアリオットを倒しても復活するようです。
アリオットを倒すにはもう一押し、何かフラグかアイテムが必要なんでしょうね。
……と、磔台と鋼鉄の処女の間に上質なヒスイ(翡翠)を見つけました。
この上質な翡翠は金貨10枚の代わりとして扱うことができるようです。
ただし商品券よろしくおつりは返ってこないとのこと。使う時は計画的なお買い物が求められそうです。
ヒスイ(金貨10枚相当)を入手
……と、またまたさらに調べるか問われました。
だんだんと嫌な予感がしてきていますが、調べない訳にはいきません。
さらにさらに調べます。
今度は運試しの命令はありませんでした。
よく見ると鋼鉄の処女の針の間に魔法の指輪が引っかかっているのを発見しました。
この指輪はエルブンリング。戦闘で受けるダメージが1ポイント減ります。
喜んだのもつかの間、なんと[9]にジャンプする命令が来ました。ぎゃー!!
[9]にジャンプすると大方の予想通り、ギロチンハンズが登場。
デッドエンドです。うぐぐ……。
全滅回数:4+1=5
……しかしエルブンリングは入手できるのに、デッドエンドに直行するっていうのも変な話です。
ってことは何か回避する方法は……ありましたね、ひとつだけ。
それが1階の書斎のお爺ちゃんの交換取引だった物のひとつ、
香水→霊薬「A・I・W」(アリス・イン・ワンダーランド)
(小さくなれる薬。[9]に進む場合、一度だけ代わりに[89]に進める)
これですね。
霊薬「A・I・W」があればエルブンリングを入手したまま死亡しないで済みそうです。
ということは拷問部屋に来るのはお爺ちゃんと取引したあとのほうが良さそうですね。
1階と2階を往復すると運勢が減りますし、また拷問部屋の中でも運勢は減るので。
香水は最初の3種アイテムで選ぶか、女神のいる泉で金貨5枚と交換できます。
点と点が繋がってきた……そんな感じがしました。
といったところで今回は終わりにします。
次回は今回のデッドエンドの手前、ヒスイを入手し、拷問部屋をさらに探索せずに中央に戻ったところからスタートします。
---8回目を終えた時点のアドベンチャーシート---
プレイヤー2
◆原点
原点技量:11
原点体力:18
原点運勢:10(9+1)
◆現在のパラメータ
技量:11
体力:15
運勢:7
◆全滅回数
4+1=5
◆所持アイテム
背負い袋
ナイフ
魔法のスクロール
正体不明の丸薬
魔法のスクロール
正体不明の丸薬
エルブンソード(戦闘時、ダイスの目+2)
エルブンマント(戦闘時、与える通常ダメージを代わりに3ポイント)
ギロチンの鍵を開けられたネックレス(原点運勢、運勢+1)
木の杭
木の杭
質の良いヒスイ(金貨10枚相当)
◆ミッション
イリアンを探してメッセージを届ける
地下研究所を探す
大悪魔バアルの化身、アリオットに協力して魔法使いの幻術を破る
☆幻術を破る方法:幻覚ではないか疑った場合に10引いたパラグラフを調べる
(アリオットから情報を聞いているのが使用条件)
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